がんになるリスクを高める原因は、次のようなものです。
●性別や年齢
がんになるには、長年かかって起こります。
そのため、40歳までにがんになるリスクは、一般的には高くありません。
その後は、年齢が重なるにつれて、がんになるリスクは高くなります。
60歳程までは、男性よりも女性の方ががんになるリスクが高いですが、これは女性特有の「乳がん」「子宮がん」が30歳代から50歳代で起こりやすいからです。
●体格
体格でやせすぎ、太りすぎでもがんになるリスクが高まることが分かっています。
肥満度を示す値BMIとがんになるリスクの関係性を調べた結果によると、BMI23から24.9までのグループの人を基準にした場合、BMI30以上の人とBMI21未満の人のがんになるリスクが高まっていました。
日本人の中高年の人の場合、男性はBMI21から27、女性はBMI19から25に維持することでがんになるリスクを下げることができるとされています。
●喫煙
たばこの煙にも発がん性物質が含まれています。
そのため、喫煙によってがんになるリスクは高まります。
喫煙している人のがんになるリスクは、吸わない人と比べるとおよそ1.6倍にもなります。
禁煙した人でもおよそ1.4倍です。
禁煙してから20年以上経てば吸わない人と同じくらいになるとされています。
喫煙している人は、禁煙することでがんになるリスクを下げることができます。
●飲酒
1週間に摂るアルコールの量で、がんになるリスクが違ってきます。
飲みすぎるとがんになるリスクを高めることが分かっています。
同じ量を飲んでもアルコール飲料の種類などによってもアルコール濃度が違うため、摂取するアルコール量が変わります。
月に1回から3回程度飲酒する人を基準とした場合、1週間にアルコール量が300g超になるとがんになるリスクが高まります。
450g以上飲酒する人は、およそ1.6倍にまでリスクが高くなります。
がんになるリスクを下げるには、適量の飲酒にすることが大切です。
1日あたり23gの飲酒にとどめることをおすすめします。
23gとは、ビール大瓶1本、日本酒なら1合、焼酎なら120ml、ワインなら200mlです。
1回に飲む量を増やしたい場合は、飲む日数を減らしてください。